名文作法 中村 明 (著)

名文作法

名文作法

▼ 本日の赤ペンチェック ▼
わかりにく文章を書く当人は、それが他の人間にとってわかりにくいなどとはおもってもみないだろう。が、実はそれに問題があるのだ。ある内容をどれほど正確に表現したつもりでも、相手がその文章を必ずそういう意味に読みとってくれなければ、伝達は実現しない。

どんな文章もよまれなければ始まらない。何よりも必要なのは、他者を思いやる心である。

句読点の使い方
?文の主題を示す部分が長くなったら、そのあとに打つ。
?文の中止するところに打つ。
?並列になっている語句の切れ目に打つ。
?条件や理由を説明して意味を限定する語句のあとに打つ。
?途中のいくつかのことばを隔てて修飾する語句のあとに打つ。
?接続語やその働きをする連語のあとに打つ。
?感動詞のあとに打つ。
?掲示したことばのあとに打つ。
?修飾部分が長く続くばあい、大きな切れ目に打つ。

差別的な表現には気を配る必要がある

接続詞は、本当に必要な箇所だけに厳選して使う