後悔をした今が、幸運のはじまり 加藤 諦三 (著)

第1章 「いい結果」をつかめる人の、柔軟なものの考え方とは?(「『明るい顔』をしているだけで、人も運もついてくる」ってホント?
「運のいい彼は、そのとき何をしていたと思う?」
辛い現実を受け入れられる人、受け入れられない人
「妬み」は大事なことを失う原因になる ほか)
第2章 なぜあの人が成功し、なぜこの人が挫折したのか?―不思議な力が生まれる「心理学」(着実な人は「過程」を重視する、はったりの人は「結果」を求める
皆ができないと思っているから、それがチャンスになる
「しまった…」―失敗した直後、あなたはまず何をすべきか?
この言葉を受け入れるだけで、人生は今までよりも面白くなる)
第3章 たとえ今が不幸でも、「自分を信じる人」には未来がある(焦りがあると、「それ」を不可能と感じる
幸運も不運も人間関係で作られる
安易さが不運を招く
“地に足をつけた生き方”が幸運を呼ぶ ほか)


近道をして成功しても、それはたいてい一回しか通用しない。なぜなら近道をして成功しても、正しいやり方が身についてないからである。

失敗という事実かあるわけではない。失敗という解釈があるだけである。
もっといえば、その事実を失敗と解釈する「私」がいるということである。

過程を重視することで、私たちは、自分の判断力を磨くことができるし、自分自身にもっと自身をもつことができる。結果だけを重視する生き方は、人生から喜びを奪う。

何が起きても、「私はここから何を学べるか」と思う人は最後には幸運をつかむ。起きた事態は勉強の教材みたいなものである。

決断に必要な意志とは捨てる意志である。意志が足りないとは捨てらなないということである。捨てられない人は何事も成し遂げられない。チャンスをつかむ人は、捨てる力のある人である。

成功したときに、急に自分に近寄ってくる人は、たいていあなたを利用しようとしている人である。そして利用されているだけだと気がついたときにはたいてい、すでに骨までしゃぶられてしまっている。

後悔をした今が、幸運のはじまり

後悔をした今が、幸運のはじまり